ズンドコもち肌。
人生に無駄なものなんてないのだよ。

最高にカッコいい女。

グロリア(映画)ジーナ・ローランズ

「グロリア」(1980年)は女性としてとても学ぶものが多い、大好きな映画です。
ストーリーは、かつてマフィアのボスの愛人だったグロリアが組織に惨殺されたプエルトリコ人一家の生き残りである少年をかくまうため、反旗を翻しひとりで組織に立ち向う姿を描いています。
子供嫌いの中年女性グロリアと生意気な少年フィルは出会った頃は反発しあいますが、いつしかお互いにかけがえのない存在になっていくのです。

「レオン」の元ネタになったそうですが、私は「レオン」も良かったけれどこの「グロリア」のほうが大好き。
とにかくグロリアを演じたジーナ・ローランズが最高。ホントにもう最高。
煙草をふかし、トレンチコートの裾を翻しながらハイヒールで大股でガッツリ歩き、ショルダーバッグ(!)に入れた拳銃を容赦なくぶっ放す。愛想笑いなんて当然しない。
これまた大好きな本「石川三千花の勝手にシネマ・フィーバー」でも「グロリア」は取り上げられていて、三千花さんは「女ハードボイルドの決定版!何がカッコよくて、何がカッコ悪いか。この単純な構図で自分の生き方を選択してきた私が出会った、最高にカッコいい女。」と記述しています。

ジーナ・ローランズのアップ。

この顔!
迫力のある苦々しい顔で皮肉なセリフを連発するのだけど、胸の奥には本当のやさしさを秘めているグロリア。
マフィアのボスと対峙したときに言った、「うまくいえないけれど、あの子(フィル)は一緒に寝た男の中じゃあ最高ね」のセリフの格好良さといったらない。
当時のジーナ・ローランズ、50歳。彼女の魅力を監督を務めた夫のジョン・カサヴェテスが余すところなく引き出しています。

グロリアの赤。

「グロリア」はファッションやメイクも見逃せない。
ジーナ・ローランズには赤い口紅やネイルがよく似合います。赤に負けていない、負けるはずがない。
というか綺麗なだけじゃない、この貫録。
私は(やり過ぎない程度の)アンチエイジングは大事だと思うし、実年齢よりも若々しい女性が増えたのはとても良いことだと思います。(若作りはイタいけれど。)
でもこの貫録をだすには、相当の覚悟がいる人生を送らなくちゃダメだなぁ。将来、私は絶対にこんな女性にはなれない。

グロリア(ジーナ・ローランズ)が着こなすウンガロ。

赤のキモノスリーブでくたびれたグロリアが渋い。衣装を担当したのはウンガロ。
ウンガロのトレンチコート、ハイヒール、ハンドバッグでNYを颯爽と駆け回る彼女はクールで、まさに時代や年代を越えた格好良さです。

こんな中年女性の映画、もっと求む。
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